野生動物による農作物への被害に加え、
人や車が野生動物に対面して起こってしまう
事故や被害・・・。
このような問題に直面し、農家をやめてしまう
「離農」は、今の地方社会が抱える
大きな問題の1つです。
そんな問題に、最新技術を使い立ち向かい、
地方から状況を変えようと
取り組みを行なっている方がいます。
今回ご紹介する稲葉達也さんは、
若手農家の中心となり、
「くまもと☆農家ハンター」を発足させました。
獣害被害から農家の方を救うだけでなく、
「獣害のイノシシ」を「自然の恵み」に変えていく、
そんな彼の活動に今多くの注目が集まっています。
今回に記事は、稲葉達也さん(農家ハンター)の、
- 稲葉達也さん(農家ハンター)のwikiプロフ
- 稲葉達也さん(農家ハンター)の本業や年収は?
- 稲葉達也さん(農家ハンター)の経歴が気になる
- 稲葉達也さん(農家ハンター)の年収と活動内容
- まとめ
についてご紹介します。
まずはじめは
稲葉達也さん(農家ハンター)のwiki風プロフィール

出典:https://farmer-hunter.com/blog/page/2
- 名前:稲葉達也
- 年齢:42歳
- 出身地:熊本県三角町
- 所属:くまもと☆農家ハンター
鳥獣管理士
農作物野生鳥獣被害対策アドバイザー(農水相)
えずけSTOP!対策ソリューションアドバイザー(熊本県)
稲葉達也さんがプロジェクトリーダーを務める
くまもと☆農家ハンターは
20〜40代の若いメンバーで組織された、
イノシシ対策を行なっている団体です。
自ら立ち上がった有志の方達で結成され、
「イノシシ被害による離農ゼロ」
を目指し、日々活動されています。
稲葉達也さん(農家ハンター)の本業や年収は?

稲葉達也さんの本業はみかん農家です。
熊本県宇城市三角町で、名産品の
デコポンなどを手掛けられています。
年収は公開されていませんでした。
一般的な果物農家の方の年収は
300〜600万円程だそうです。
所有されている土地の広さや
生産量によっても異なるのではないでしょうか?
稲葉達也さん(農家ハンター)の経歴が気になる!
若い頃からヨット競技に取り組み、
国体出場経験もお持ちの稲葉達也さん。
現在のお仕事をされる前は、その経験を生かし
フィッシャリーナ天草株式会社にお勤めされていました。。
海のお仕事をされていた時から、
兼業農家として農園で働かれており、
野生動物が激増したことがきっかけになり、
フィッシャリーナ天草株式会社を退社されています。
くまもと☆農家ハンターは、2016年4月に
同級生で花農家をされている
宮川将人さんとともに立ち上げられました。
2017年10月には熊本日日新聞に
活動紹介記事が掲載され、
大きな反響を呼びました。
2019年には、農家ハンター☆ジビエファームを
建設し、運営することを決定しました。
2020年11月1日には、
人気番組情熱大陸への出演も決定しています。
くまもと☆農家ハンターと稲葉達也さんの活動内容
稲葉達也さんが活動されている熊本県の鳥獣被害は、
半分以上である55%がイノシシによるものなんだそう。
くまもと☆農家ハンターは
京都大学の先生方の支援を受け、
ドローンなどのハイテク技術も取り入れ
イノシシの生態調査や遠隔操作での
罠の設置などもおこなっています。
さらに、捕獲だけではなく、
イノシシから畑を守るための講習会なども
積極的に行われています。
捕獲されたイノシシはお肉やペットフードとして
活用され、ホームページでも購入が可能です。
ただ駆除するのではなく、いただいた命に感謝し、
可能な限り丸ごとの活用を目指し、
安心して生活に取り入れられるジビエ商品を
多く手掛けられています。
銃を使用せずに捕獲し、
処理方法を統一した安心安全なジビエは
国連SDGsの優良事例でも紹介されています。
革製品や石鹸など、お肉以外の
商品も取り扱われていますよ。
将来的には、
ICTを取り入れた効率的&循環的なイノシシ対策、
駆除活動が農家の方々の所得向上になるしくみを
全国に広げることを目的とされています。
くまもと☆農家ハンター ホームページ
https://farmer-hunter.com
出典:https://farmer-hunter.com/blog/page/6
まとめ

出典:https://farmer-hunter.com/blog/page/2
以前のインタビューで、イノシシに罪はない、
と語られていた稲葉達也さん。
優しい笑顔と言葉に、
人柄の良さが現れていますね。
私の出身も山に囲まれた田舎町なので、
彼の行なっている活動が他人事とは思えず、
心にグッとくるものがありました。
これからも、稲葉達也さんの活動を
応援し続けようと思います!